NOISETTE

NOISETTEのパンの歴史は約100年前に遡ります。

当店のパン職人の高祖父はスイスのフランス語圏、レマン湖畔のロールという村でブーランジェリーを営んでおりました。隣は弟が営むパティスリーです。この地で愛され、何代にも渡って人々の日々の糧を作り続けた先代は、いまなお地元で愛される郷土パン「プチ・パン・ド・ロール」の創始者とも言われています。家族の一員である馬のミレットが馬車を引き、穀物やパンを運んでいた時代です。その頃と変わらぬ美味しいパンを皆様にお届けしたくて、NOISETTEは2017年に愛知県名古屋市で開業し、2022年春に自然豊かな常滑市へと移転しました。

スイスでは数千年前からパンを主食としており、昔ながらの製法は現代にも受け継がれています。スイスのりんご1つから始まった酵母を毎日継ぎ足し、ほんの少しの酵母を使って低温で長時間発酵させる、シンプルで奥深いパン職人の手仕事。余計なものは入れない、素朴な味わいのスイスパンをご賞味ください。